
小さな奇跡は「ニャー」というささやきから始まる。
ウィーンの明るい家の中で、
私たちの子猫たちは、ただ血統が良いだけではありません。
愛情とリズム、そして思いっきりゴロゴロできる自由をたっぷり受け取って育ちます。
親猫たちは、ヨーロッパでも指折りのラグドールの名血を引いています。
その系譜には、世界チャンピオンの名前がずらり。
でも、それ以上に大切なのは…性格。
ふわっと優しくて、穏やかで、人懐っこい。
まさに「夢に見たラグドール」そのものです。
私たちが目指しているのは、この素晴らしい性格を次の世代にも引き継ぎ、
少しずつ、丁寧に磨いていくこと。
ラグドールの「やさしさの遺伝子」を未来に届けたいのです。
子猫たちは、にぎやかな日常の中で育ちます。
子どもたちの笑い声、掃除機の音、おもちゃが転がるリビング、
そして何より、人とのぬくもり。
人と一緒にいるのが、彼らの当たり前になっていきます。
トイレはばっちり。
お風呂も「しぶしぶながら」ちゃんと我慢。
そして、もうお気に入りの場所も決まっている子も。
ソファの角、布団の端っこ、時にはあなたの胸の上——そこが一番安心するんです。
私たちは、ひとりひとりの子猫をよく観察します。
この子は探検家タイプ、この子は哲学者タイプ…
小さな性格の違いを見つけるのが、私たちの楽しみでもあります。
ですから、お迎えをご希望の方には、
そのご家族にぴったりの子をご紹介できます。
話しかけるとすぐゴロゴロ言い出す甘えん坊かもしれませんし、
「ちょっと考えてから行動したい派」の、控えめなお嬢さんかもしれません。
子猫たちの瞳は、ウィーンの夏空のように澄んだ青。
毛はウサギのように柔らかく、もつれにくいセミロング。
中にはしっかりした筋肉と、バランスのとれたラグドールらしい体つき。
飼育環境は、健康と衛生に配慮した高水準。
でも、何より大切にしているのは「心」です。
私たちにとってブリーディングは、ビジネスではありません。
責任であり、情熱であり…
そしてなにより、「初めてのゴロゴロ」に出会ったときの、あの静かな幸せ。
ラグドールと過ごす毎日には、
静かで、深くて、あたたかい「奇跡」があります。
それは、言葉ではなく「音」と「まなざし」で語りかけてくれる、そんな時間です。
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