
健康こそ、すべてのはじまり。
私たちは、その「当たり前」を何よりも大切にしています。
ブリーダーとして、
そして、新しい家族として子猫を迎えてくださる皆さまにとっても——
健康は、安心と信頼のベースです。
そのために、私たちは最初から「責任」と「透明性」、
そして経験豊かな獣医師との密な連携を基本としています。
元気な子猫の裏には、
ただ腕の良いお医者さんだけでなく、
*細部にまで目を配る「愛情ある人間のまなざし」*があります。
そしてその耳には、かすかなゴロゴロ音がいつも響いているのです。
私たちの猫たちは、ヨーロッパの名血を引く血統に加え、
ウィーン市内の信頼ある動物病院で定期的な健康チェックを受けています。
FIV(猫免疫不全ウイルス)、FeLV(猫白血病ウイルス)、FIP(猫伝染性腹膜炎)などの
重大な感染症にはすべて陰性であることが確認されています。
診療を担当してくださるのは、
長年にわたって私たちの猫たちを見守ってくださっている、
Tierleben動物クリニックのZechner先生。
先生は定期的に自宅に訪問し、
健康チェック、ワクチン接種、駆虫などを行ってくださいます。
その手はプロの知識に満ちていますが、なによりとても優しい手なのです。
うちの猫たちは、先生の声をちゃんと覚えています。
ワクチンのときだけ、ちょっと「ニャッ」と抗議する子もいるくらいに(笑)
子猫たちの健康スケジュール(生後6週から12週まで)
6週目
・駆虫(Beaphar Milquestra を使用)
8週目
・初回ワクチン(Nobivac Tricat Trio または Virbagen felis RCP)
→ 猫ヘルペス、カリシウイルス、猫汎白血球減少症の予防
・マイクロチップ埋め込み
・獣医による全身健康診断
・公式の健康証明書を発行
・ワクチンパスポート(予防接種手帳)をお渡し
9週目
・2回目の駆虫
12週目
・2回目ワクチン(ブースター接種)で基本免疫完了
・3回目の駆虫
・再診と健康証明書の更新
次のワクチン接種は1年後になります。
そのときも、慣れ親しんだ家の中で、ストレスなく行います。
ご家庭での駆虫について
・猫が1〜2匹の場合 → 半年に1回の駆虫でOK
・多頭飼いや外に出る猫がいる場合 → より頻繁なチェックがおすすめです
どのくらいの頻度が最適かは、
ご家庭の状況によって変わりますので、お気軽にご相談ください。
妥協しない、という選択。
猫たちの健康こそが、
思いっきり遊べて、ぐっすり眠れて、
そしてあなたのそばで静かに「ゴロゴロ」とくつろぐ、あのラグドールらしい日々の*礎(いしずえ)*になるのです。


